娘が帰国して 〜つづき〜

娘がメキシコから帰って来た日の晩、
我が家は面白いことになっていました。

だって我が家にいるのは、
留学生のスウェーデン人と
アメリカから帰って来た長女と、
メキシコから帰って来た次女と、
私たち日本人ですから。

とにかくスペイン語が止まらない次女に、
長女は英語で話しかけ始めました。

すると次女は聞き返すことなく、
その英語にスペイン語で返し、
長女はまた英語で返してる。

なんの問題もなく
会話がスムーズに進んでる。

えええ?

なんでこんな事が起きるんだろう。
次女は英語は苦手でした。

なんでわかるの?と聞くと、
なぜだからわからないけど、
わかる。との返事。

ええ〜面白い。

一見まったく違う言語に思えるけど、
似てるってこと?

娘の中にその答えはまだない。
でも自分の身体の中で何が起きてるのか、
これからことばに解いていったから、
すっごく面白いと思う。

そして家の中ではいろんな場所で、
様々な言語が音楽のように流れてる。

その音にいちいち反応して、
ことばの発見が止まらない。

その中には、
ポルトガル語もあればイタリア語もある。
私が聞いていても似てるなって思う言語。

娘にわかる?と聞くと、
即答でわかるよと。

多言語を同時にやる意味はここにある。

このことばをやってから、
次にこのことばをやり、また次と、
ひとつひとつ積み上げていったら
こんなことは絶対起きない。

ことばの大海原に投げ出されても、
悠々と自由に、実に生き生きと
泳いでいる娘たちが本当に素敵。

自分らしく輝いている。

環境をつくることは
誰にでもできる簡単なこと。

楽しいばっかりの月日が結果として、
子どもたちにことばのプレゼントを
していたのだと改めて気づかされた。

次女は留学する前の自分ことを、
素直じゃなかったし、
あまり好きじゃなかったと。

でも今は、
何枚も何枚も皮がむけて、
本当の自分に出会えた感じ。
今とっても幸せ。

そう表現している。

17才の娘が、
今の自分が好き♪なんて、
大きな声で言えるなんて、

泣いちゃいそうです。

それくらい人と向き合い
自分と向き合い葛藤した
日々だったのでしょう。

本当の自分に出会う。
そんな人生の旅だったんだね。

娘たちに、
たくさんの勇気と元気をもらっている。







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2016-07-21(Thu)
 

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プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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