安曇野いわさきちひろ美術館~つづきのつづき~

安曇野いわさきちひろ美術館
中に入って行きましょう。

まず圧倒されるのがこの天井。
しばし見上げました。
中に入って行くのがもったいないような、私にはとても贅沢な空間でした。
このアーチ型の天井。
本当に美しかったです。
後で気づくのですが、この形が安曇野の山々のように見えるのです。
はじめに紹介した、ちひろさんの写真に偶然にもその形が写しだされています。

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どこも窓が大きく取ってあり、まるで大自然と一体化しているようでした。
室内にいるのに、自然の一部にいるような感覚です。

木の落ち着いたぬくもりある空間を進んで行くと、
また気づくことがありました。
美術館なのに“進路”という→がないこと。

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展示室はたくさんあるのですが、どこをどう見てもいいのです。
見なくてもいいのです。
休んでいてもいいのです。
そんな空間がいっぱいあるのです。

子どもたちを連れて、
こんな解放された気持ちになる美術館は初めてです。
みんな思い思いの場所で
絵を見たり、
ちひろさんの本を手に取ったり、
何かものを描いていたり・・・
それぞれの時間が流れていました。


ガラスの向こうに子どもたちが見えました。
何を話して、何を描いているのでしょう。。。
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ここは図書室です。
絵本がたくさんあります。
だれでも自由に読むことができます。
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中庭から見た図書室。
ガラスに誰か写ってますね。笑
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いろんなところに他の作家の作品を見ることもできます。
この題名は『洗濯女』
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ん?中を覗くと
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笑ってしまいました。


顔がほころぶような作品がいろいろ。
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親子で楽しめるワークショップも開かれています。
この日は『ふわふわ綿の糸つむぎ』が開催されていましたが、
間に合いませんでした。残念です。
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その前に企画されたモビールが館内にぶら下がっています。
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ここは小さいお子さんが遊べるスペース。
可愛い椅子がいっぱいありました。
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もっともっとここに居たいな~というところでした。
展示室、渡り廊下、お庭、図書室、カフェテリア、ショップ・・・
見きれないものがいっぱいありました。

この美術館のコンセプトの中に、
敷居の高い美術館ではなく、だれもが憩える場でありたい。
子どもの疎外が大きな社会問題になっている今、
親と子が一緒に訪れることのできる場であり続けたい。
そんな願いがあります。

自然との共生は、今やあたり前のこと。
人に対してこんな目線の美術館があることに、
心から感動しました。
そして、ここを訪れた時から感じていた“感覚”が、
なんであったのかわかりました。

偶然のように立ち寄ったところでした。
でも私には必然だったのかもしれません。


まだまだ出会っていない人に出会いたい。
人を通していろんな世界を見つけていきたい。


多言語をやっていると
いつもこんな感覚を持っています。

この旅は、そんな日常とつながった旅でした。



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2011-06-06(Mon)
 

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この旅は、そんな日常とつながった旅でした・・・
って、くぅ~かっこよすぎるぜい、じんこ!
じんこのブログ読んでるだけで私もその空間にいるような気がしてきました。
それにしてもなんて素敵なところなんでしょう・・・
夏に長野、行ってこよっと。
2011-06-08 01:27 | 花道っちゃん | URL   [ 編集 ]

いろんなところに行った気になっていたり・・・
いろんなことを知った気になっていたり・・・
それはちょっともったいないね。
この旅は、たった1日の出来事なんだもの~。
実はまだつづきがあってね、この後隣にある温泉にも入りました。


2011-06-08 10:24 | じんこ | URL   [ 編集 ]

プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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