信じるということ

日曜日に日比谷公会堂で、
全日本リード合奏大会が開催されました。

今年で53回を迎える、
歴史ある大会です。

長女が小学校でお世話になった、音楽の先生とのご縁で、
娘たちはみんなこの大会に参加してきました。
今年は末娘が参加しているので、
家族みんなで行って来ました。


娘はピアノも習っていない。
音楽は学校で習うドレミしか知らない。
もちろん楽譜も読めません。


先生はいつもそんな我が子に、
『一緒にやりませんか』と声をかけてくれるのです。


私も楽譜が読めないので、
それがどうゆうことなのか、
ことの大きさをまず想像出来ない。


でも現役を退いてしまった、
この先生が私は大好き。


人生の中でそんな先生と出会えるなんて、
そうあることではありません。
その温かいことばに甘えて、
是非!と参加させてもらっている訳です。



今年の楽曲は、
G.F.ヘンデル作曲
組曲『王宮の花火の音楽』から<平和と歓喜>

まったく知識の無い私には、
なんじゃそりゃ。


一緒に演奏する方々は、オーケストラもいれば、
音楽の先生もいれば、現役の音大生もいる。
そんなメンバーたちと、
我が子が練習しているんです。。。


先生の凄さは、そんな音楽家たちと、
ドレミの読めない娘を区別したりしないこと。


いつも一緒に練習し、
(もちろん忙しい方ばかり、全員なんて揃いません)
チビちゃんたちに合わせてね。
な~んてこともないのです。


“魔法使い”としか表現できません。


先生は子どもたちはできるって信じています。
それが“音楽”なんだって。


練習した回数は9回。
『今日はどうだった?』
娘が帰って来ると必ず聞くことば。

娘は『楽しかったよ』と必ず答え、
『難しくないの?』と聞くと、
『ぜ~んぜん』と答えるのです。


忙しい私は娘に付き添うこともなく、
きっと素敵な時間を過ごしているんだろうなと、
勝手な想像をし、ま~ここでもお気楽な母ちゃん。


が、しかし


本番前日の練習に出席して、
驚愕したなんてもんじゃありませんでした。


これはもうオーケストラ。
その中に鼻こそ垂らしてはいませんが、娘がいるのです。

指揮を振る先生のことばを私は理解できませんが、
子どもたちはよくわかってる。
専門家たちが専門的なことばを交わしていても、
たぶん子どもたちはまったく困っていない。
その中で凛として演奏しているのです。


わかるし、できるし、楽しい。


子どもたちは、
それしか知らないんだって思いました。



そしてここに集まる人たちは、
誰に対してもリスペクトしている。
素敵な人たち。


素敵な人との出会いは、
素敵な時間を与えてくれました。
チャンスを下さった先生に、
感謝。感謝。感謝。



大きな舞台で、演奏は最終組。
それはそれは立派な演奏でした。

本番を終えた娘に、
『緊張した?』と聞いたら、
『気持ちいい緊張だった』



おお~っ。
鳥肌が立ちました。







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2013-02-19(Tue)
 

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プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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