文集

よく模様替えが好きというと、
一軒家で暮らしているの?
と聞かれたりしますが、
我が家はマンション住まいです。

購入する際、
なるべく壁を取って、
収納も取って、ドアも取って・・・
なんて注文をしたので、

玄関を開けるとすぐにリビングです。

部屋の仕切りは、
引き戸になっているので、
開けはなっていると、
ワンルームのようです。

そんな家の中で、
多言語CDが鳴り響いているのです。
いや?響いているというよりは、
いろんなことばがささやかれてる感じかな。

音源1か所で流れている。

これが多言語が聞こえてくる環境づくりのスタートでした。
今日は何語を流そうかな~くらいな感じで。

でも娘たちもいろんな国へ
ホームステイに行くようになり、

もうちょっと欲張りたい。
そんな気持ちと、無印良品で見つけた
壁に掛ける換気扇のようなタイプが、
なんだか面白かったので、
音源として購入。

通りすがりに引っ張る気持ちよさ。。。

もうちょっと成長してくると、
家の中で過ごす時間も少なくなり、
それぞれのスタンスも変化してきます。

留学を決めていた長女は、
受験勉強をしている横で、
CDを流すようになりました。
これで音源3つ。

『これ良いわぁ~もの凄く勉強に集中出来る!』

とよく云ってました。
それくらい流れていることを
忘れる状態になるそうです。

ふむふむ。。。

CDを聞くというと、
そんな時間もないし・・・
聞いていてもなんのこっちゃ
全然わからないし・・・

そんなことを大人の口から聞きますが、
そもそも自然体でいる子どもたちは、
聞いてなんかいないんです。

ただ流れている。

それだけで、
意識を持った瞬間に、
何語が流れているのかわかるようになるし、
目の前の人が何を云っているのか、
想像するようになる。

わからないことを怖がらない。
わかるところから想像して行く。

だからどこの国へ行っても、
ことばで困ることはないのです。

環境をつくるということは、
そんなに難しいことではなく、
大人的な理解の仕方を、
一度やめてみるということなのでしょう。

ことばは勉強しなかったら、
絶対話せるようになる。

きっとそうなのでしょう。。。


これは前置きの前置き。
云いたかったことは、


多言語の音源がトイレも入れたら
最大4か所で流れだした我が家。

昨日深夜に帰宅した夫が、
「あれ?CDついてないよ」


こんなことを云ったのです。


そうなんです。
昨夜はなんとなく
全部消してみたのです。


15年くらい、
こんな環境に中にいた彼ですが、
CDが流れようが、流れていなかろうが、
まったく気づいてるふうでもなかったのに、


音源を増やしてみたら、
流れてないことに、
ん?
と思ってしまったのです。


なんとも面白い実験です。笑







今年、春から夏にホームステイに行った
青少年たちの文集が出来上がりました。

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5年生~高校生まで総勢35名と、
その親が書いた文章は、
約100ページにもなりました。

出かけて行った国は、
韓国、タイ、マレーシア、台湾、
アメリカ、ロシア、オーストラリア。

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イラストを入れたり、
ワープロで打ったり、
写真を入れたり、
表現方法は様々です。

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1ページ、1ページめくると、
その子の等身大のことばで、
自分の体験が書かれています。

見たこと、感じたことをことばで表現する。
そのことは、あたり前のように
日常の活動の中でやっています。

でもこんなふうに文字にすると、
また違ったものが見えてきます。

どの子の文章を読んでも涙があふれ、
どの親の文章を読んでもその受け止め方に涙が出ます。

立派な親なんてどこにもいなくて、
今起きていることから何を学ぶか。

子どもたちは本当に大きなメッセージを
私たち大人にいつでも投げかけてくれています。


手も声を届かなくなって、
やっと気づくのかな。
親って・・・。


誰の文章からも共通して伝わってくることは、
“感謝の思い”

決してひとりで育てて来たのではなく、
人の中で育って来たこと、

その意味をかみしめている“感謝”です。







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2012-11-01(Thu)
 

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プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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