甲府に行って来ました。

今聞こえてくるのはポルトガル語。
なんか久しぶ~りって気もしますが、
たぶん家の中では流れていたんだと思います。

それくらい意識もなく流れている多言語。
ポルトガル語のリズムがゆっくり聞こえるのは、
そういった無意識の時間が育ててくれる、
ことばの輪郭みたいなものなのかな・・・

あっこのことばわかる!とか、
あっこのことば知ってる!みたいな。。。

ことばの大海原に放り出されても、
溺れたりしなくなってる。
気持ち良~く浮かんでるような感じ。

私、小学校4年生まで金槌でした。

『人間は浮かぶようにできてるから大丈夫』とか云って、
父が海の中にどぶ~んと私を投げたことがあります。

もちろん私は浮かんできませんでした。

慌てて父が引き揚げてくれましたが、
海水をたっぷり飲んだ私に向かって、
『本当に金槌だった』とひと言。
肌身でわかったようでした。

私は金槌。

そう思って泳ぐ気さえ起らなかったのに、
ある時、おばあちゃんのような先生に手を取られ、
水の中に入った時、教えてくれたことは、
水の中に潜った時の立ち方でした。

潜った時に立ち方を知っていれば、
溺れないってことがわかりました。

泳ぎは上手ではないけど、
水の中は好き。海も好き。

言語はたぶん数え切れないくらいこの地球上にはあって、
新しいことばの出会いにわくわくできるのは、

人間は自然なやり方なら、
どんなことばも話せるようになる。

という人間としての定義に確信が持てるから、
私は安心してことばの世界を泳いでるのかもしれない。




このブログが縁で、
甲府のヒッポファミリークラブが主催する
講演会に講師として呼んでいただきました。

多言語をどんなふうに楽しんだらいいの?
みんなの子育てはどうなってるの?

そんな誰もが抱える疑問が、
私のブログと出会うきっかけだったようです。

会ってお話しが聞けたら・・・

そんなひとりの思いから、声をかけていただきました。
思いがけないことだったので、とても嬉しかったです。

初めての甲府。
ゆっくり電車に揺られての移動でした。

トンネルを抜ける度に、
景色がどんどん変わって行く様子に
目が離せなくなって、
居眠りどころではありませんでした。

東京からこんなに近くて、
こんなに素敵なところがあるんだな・・・

ずっと窓から外を眺めていました。
そうしたら、雨だった空も青空に。。。



初めて会うメンバーばかりなのに、
みんなとの距離がどんどん近くなっていく、
温かさがありました。

この日感動することはいっぱいありました。
そのひとつに、私の隣に座った方の


“拍手”


私の講演の前に、
地元で活動する小学生や中学生たちが、
台湾、韓国、ロシア、アメリカ、
それぞれの国のことばで、
自分が体験してきた
ホームステイの話をしてくれました。

ひとりの話が終わる度に、
みんな拍手をするのですが、
その方の拍手が、
私には衝撃なほど、
素晴らしかったのです。

後ろの席で聞いているのに、
誰よりも大きく
誰よりも力強い


“拍手”



 誰かの前で話す。
 それだけですごいよ。

 ひとりでやり切ったホームステイ。
 それがすごいよ。

 その国のことばで話す。
 もう最高だよ。



ただの拍手ではなく、
その拍手にはたくさんのメッセージが
込められているんだってことを感じました。

ことばだけだはなく、
思いを伝える手段があるんだって、
改めて教わりました。


素敵な大人の中で、
絶対素敵に育っていく子どもたち。


この環境がいろんなところで広がって、
素敵な地球人が増えたらいいな。

また心からそう思いました。




これは私を呼んで下さるきっかけを
つくってくれた方からのプレゼント。
手作りですよ。
素敵でしょう。

CIMG0585_convert_20120710150601.jpg


思いがけない出会いが、
また私を成長させてくれる。

感謝。

そのひと言です。







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2012-07-10(Tue)
 

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ステキ

リース、ステキだね。なんと心のこもった出会い。見知らぬ土地の人でも、すぐに仲良くなれるのがヒッポのいいところだよね。
2012-07-13 06:08 | パッキー | URL   [ 編集 ]

そうでしょ~。素敵なリースをもっと素敵に飾りたいので、模様替えでもしようかなって思っています。模様替えの動機はそんな日常の中にあるんだよね~。
2012-07-15 08:37 | じんこ | URL   [ 編集 ]

プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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