暇な小学生

我が家の小学生。
マトリョーシュカのマネかしら?

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先週末からイヤロン(留学)を終えた高校生が、
続々と帰国しています。

昨日はフランス、アメリカから帰国し、
まだ1日しか経っていない、
本当にホヤホヤの話を聞きました。

感想は“日本人じゃないみたい”

醸し出す雰囲気
声のトーン
表情

全てが違う。
その国に丸裸で飛び込んで生きてきた!
という証が、彼らの姿から伝わって来ます。

自分の足で地に立っている姿が、
出発の時とは全然違う。
まだ17、18歳の彼らが、
本当にカッコイイ。

1年間やり切ってきた体験を、
これからしばらく聞き続けることができる。
まだ出発前の娘たちと、
その体験を共有できることが、
何より楽しみ。

今年は100人を越えるヒッポの高校生が
アメリカ、ドイツ、フランス、メキシコ、スペイン、イタリア・・・
様々な国から帰国して来ます。

そして8月にはその人数を越える高校生が、
自分のイヤロンをスタートさせます。

自分を守ってくれていた、
ことばも、仲間も、家族も、
全てをゼロにして、
彼らはその国で生きてくるのです。


どれだけ泣くでしょうか?
だれだけ笑うでしょうか?
だれだけ愛されるでしょうか?


もうすぐ16歳になる娘。
私が彼女から学ぶことはあっても、
教えることは何もありません。

ヒッポに出会って15年。
ずっとそうだったのかもしれません。

表面からみれば、
言語をやってるように見えるけど、
人間としての本質を、
ことばを通して
子どもたちから学んできたのかな。

私たち夫婦から
子どもの手が離れた時、

ちょっとは人間として成長できたかな。

私は自分の事を
そんなふうに思えるのかな。。。




我が家の子どもたちは、
塾がない
習い事がない
ゲームがない
ないないないがいっぱいあって、
その代りに手に入れているものが
いっぱいあります。

ひとつは時間です。

誰も遊ぶ人がいない時間。
思いがけない人と遊べる時間。
何をしようか考える時間。
何をつくり出そうと取り組む時間。


忙しい子どもはたくさんいても、
そう暇な子どもはいません。

「今日だれと遊んだの?」
「ん?今日だれもいなかった」

そんな会話はよくあること。
でも彼女の顔は、
充実した顔をしています。
誰かとどこかでかかわっているはずです。

外で遊ぶこと、
(と云っても校庭、児童館、家の脇のどこか)
誰かのお家に行かないこと

約束していることはそれだけ。

子どもの世界は、
厳しくって、理不尽で、
泣かせたり、泣きたくなったり、
傷つけたり、傷ついたり。
そんなことの繰り返し。

でも子どもにとっては大切な時間。

その時間に味わう、
寂しさや、優しさ、
楽しさや、悔しさ、
が彼らの生きる力を育てているのでは。。。

大人がなるべく奪わないようにしたい。

安心して帰れる場所があれば、
それだけでまたリセットして、
明日に向かって行くんじゃないかな。



もしかしてイヤロンとは、
そこをもう一度やり抜いてくる場所なのかも。

やり切って来る。
そのことを信じて待つ。
私たちには、
それしか出来ない。

出発まで後わずか、
やっぱり胸がいっぱいになって来る。。。




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2012-06-12(Tue)
 

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プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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