いつの間にか自然に・・・

気が付いたらフランス語が流れていました。
朝からフランス語もいいかも。。。



先日ビックリすることがありました。

日曜日の午後、
小学校2年生の娘がアイロンを取りだし、
ごく普通に、給食用のかっぽう着に
アイロンかけていました。

その手つきがなんとも手早く、
危なげもなかったので、
なんだかビックリしてしまいました。


いつの間に・・・。


我が家のアイロンはスチーム式なので、

「なっちゃん、お水入れた?」と聞けば、
「うん、もちろん」となんともあたり前な返事。


いったいいつの間に・・・。


その空間に家族みんながいましたが、
誰も手を貸す様子もなく、
もちろん心配する様子もなく、


あたり前のようにアイロンかけをしている娘。


いつの間にか成長してる。
でもいつの間にか・・・というのは、

ほったらかし
好きなように

とは違う。



子どもの成長には“手”が必要な時もある。
でもその手を離すタイミングやチャンスを、
見逃してはいけない。
そして失敗も恐れてはいけない。


やってあげるのは簡単な事。
でも、周りの人の“手”ではなく“心がけ”が、
人をつくっていくのかな。



いつそんなことが出来るようになったの?
ことばにすれば “いつの間にか自然に”

でも振り返れば、
そこには人とかかわった時間がある。

いつでも学んでいる。
いつでも真似ている。


ことばも同じだな~。








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2012-02-22(Wed)
 

ヒッポ その2

カメラを開けたらこんな写真が。

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娘たちが撮ったんだな…。
なんだか生々しくて、笑ってしまいましたが、
我が家のヒッポです。
2センチもない大きさですが、
よくできています。



昨日は家族でヒッポに行って来ました。
日中はずっと忙しく、家族バラバラでしたが、
夜にはみんな揃ったので、
ちょっとだけ足を延ばしてみました。

忙しい夫は、普段の活動に、
年2~3回しか参加できませんが、
前回参加した時は、確か中国語を話し、
今回はドイツ語にチャレンジ。

私にとってはどれもこれも
新鮮な出来事であり、
嬉しい出来事です。

えぇ~そんなこといつの間に云えるようになったの!?
えぇ~そんなことばにもチャレンジするの!?

なんだか歩きだした赤ちゃんが、
いろんなことできるようになる感激と似ています。

人間とは、
誰かに励まされるから“がんばれて”
誰かに褒められるから“嬉しくて”
誰かが見ていてくれるから“成長できる”
のかな。。。

誰かと比べる自分じゃなくて、
変化した自分を見つけられる。
そんな素敵な時間をくれる、
ヒッポが好き。


昨日は新鮮な事がいっぱいありました。


1年生の女の子が、
誰よりも先に手を挙げて『やりたい!』って、
スペイン語を話すそのことばの滑らかさ。

冬なのに日焼けした、
野球少年のフランス語がきれいだったこと。

隣に座ったメンバーが、
『彼のフランス語凄いんだよ~』って
嬉しそうに教えてくれたこと。

『トルコにホームステイに行きます』
という社会人男性のトルコ語。
行ったこともないのに、
懐かしさを覚えるトルコ語の響き。

仕事もあって、
子どもも小さくて、
1LDKの住まいだけど、
受け入れにチャレンジしたい!
と笑顔で話すママ。

ヨーロッパに留学すると決めている、
でもなかなか前に進んで行かない息子への、
歯がゆさと怒りの葛藤で、
揺れているお母さん。


みんなからこぼれるひと言が、
懐かしくて、愛おしくて、そして優しい。


どこへ行っても、
誰とやっっても、
いつもと変わらないヒッポ。


ここにあるものは・・・なんだろう。





2012-02-18(Sat)
 

ヒッポ!

娘は留学先でホストファミリーになって下さる方に宛てて、
手紙を書きました。
アプリケーションと呼ばれる調書のひとつです。
レポート3枚に書くのは結構大変なことです。

どんな家族に出会えるかわからないけど、
受け入れてくれる家族に向けて、
自分自身の事、そして感謝の思いを書いていました。

どうやったらこんなに英語が書けるの!?
母のデキが悪いから、自分でやるしかないのです。


ん?どこかで聞いたフレーズ。笑

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その横で、カバを描いている私。

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なぜ!?


ヒッポをいろんな人に伝えたいので、
新しいお知らせチラシを考案中~。

インパクトあるかしら?



しかし、

“先生もいない”“勉強もしない”
ヒッポ(多言語)が育ててくれることは、
こうゆうことなんですか?
娘の姿にその答えがあるようです。

人に対してはもちろんのことですが、
話すことにも、書くことにも、壁がない。

いいな~。

私にはまだ壁がありますよ。
でも少しづつ自然にね。

いつの間にか飛び越えてますよ。
きっと楽チンにね。





2012-02-16(Thu)
 

できないくらいがいい・・・

子どもたちはよく外で遊びます。
特にやらせてることもないので、時間だけはたっぷりあります。
東京の土もない路地裏が、子どもたちの遊び場。

宿題を終わらせたら、夕焼けチャイムが鳴るまで後10分。
そんな時でも「遊んで来る!」と云って外に飛び出して行きます。
10分後に帰って来ると、それはそれで満足そう。

もう時間がないからやめなさい、
そんなひと言が、子どもらしさ奪ってしまうのかもしれません。

子どもってこうやって生きてるんだな・・・そう思います。

ゲームやおもちゃらしいモノがない分、
いろんなモノを手に入れてる、
我が家の子どもたち。

育てようと思っても育てるのが難しい、
発想力、想像力、創造力。
もしかしたらこの3つが、
凄く育っているかもしれません。

外に出て、ひとりで縄跳びをしていたら、
誰かがやって来る。
何をする?
そこに居る人とやれることを見つける。
遊んでいるうちに仲間が増えて、
人の数だけ遊びが広がっていく。

近所の子どもたちが集まれば、
年齢もみんな違うから、
ちょっとの思いやりが必要になる。
優しくするだけじゃない、
ルールや決まりもゆるやかにつくり、
段々にわかっていけばいいと思っている。

子どもたちは、
年齢や性格、体の大きさの違いを、
泣いたり笑ったりしながら、
遊びという時間や空間の中で、
知っていくのです。

上手くいかない葛藤や、
みんなで盛り上がった喜び、
そんな日常の中に、
一番大切なことが詰まっています。

大事にしてあげたい時間です。

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私はというと、我が子のように、
外でみんなと、遊ぶような子どもではありませんでした。笑

5年生くらまでは、友だちと呼べるような存在もいなかったな~。
そんな私に、かまってくれるような親でもなかったので、
それが良かったんだと思います。

“私はこんな子”

そんなふうに思わずに大きくなりました。



ちょっと前置きが長くなりました・・・


タイトルの“できないくらいがいい”というのは、
私の母の事です。

働き者の母でしたが、
手先の事がまったく苦手な母でした。

靴下の先がほつれれば、
白い靴下なのに、赤の糸で縫うし、
お弁当を作れば、味は最高なのに、
色合いなんて発想がないからま真っ茶色。
中学生になった兄は、
お弁当箱を新聞紙に包まれて持たされていました。

小さいながらに『お母さん…』と思っていました。

おやつを作ったり
バックを作ったり
料理を綺麗に盛りつけたり

そんなことはできないんだから、
自分でやるしかない。
いつもそんな発想でした。

3年生くらいから、糸と針を持っていたし、
6年生くらいから、お弁当は絶対自分で作る。

そんな感じ。

影響を受けながら育つこともたくさんありますが、
逆境(反動?反発?)の中で育つこともあります。


私を育ててくれた母は、
ありがたい存在です。




娘たちが持っているゆいつのおもちゃ?ドールハウス。
最近模様替えをしたようです。
気が付けば、ちっちゃい世界の中に手作りのものがいっぱい。。。

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2012-02-14(Tue)
 

バックをつくりました。

昨日お会いしたシニアの方が、
スウェーデン語のストーリーCDを、
振りまで付けて、それはそれは楽しそうに
歌って下さいました。

歌うと云っても“歌”を歌うのではありません。
その国のことばらしく、
スト―リーを丸ごとマネをするのです。
ことばにはリズムがあるので、
まるで歌っているようなのです。

その時、あ~私の中にもこの“音”がある~!
と嬉しくなりました。
まさかスウェーデン語なんて、
出てくるとは思っていなかったので、
自分の口から溢れ出てきた瞬間は、
ちょっとビックリ~でも感激しました。

ただ流しているだけなのに、
やっぱり音(ことば)は溜まっていくのです。
そして人や音との出会いが、
無意識に溜まっていたことばを引き出してくるのです。

また一緒に歌いたいな~。




夜、ご飯を食べている夫の横で、
チクチクと針を進めていたら、
バックが出来ました。

そばにあったリネンの布と針。
ミシンを出すのも面倒だったので、
なんとなくいじっていたら、
こんな形になりました。

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私は裁縫も大好きですが、
測ったり、型紙をあてたりはしません。

だいたいこんなもん。
だいたいこんな感じ。

そんな感覚だけで、
マチ針とハサミがあれば、ジョキジョキ裁断。

洋服も小物もなんでも作ってしまいます。
ズボンを作ってお尻にピッタリはまった時は、
気持ちがいいもんです。

これはもしかしたら特技!?


子どたちのTシャツがほころべば、
ちょこっと布を当てて刺繍。
大喜びしてくれます。

欲しいモノを探しても、
見つからない時は、
自分で作ってしまいます。

でも、いつもそんなことをしているわけではありません。
気が向かないとやりませ~ん。






2012-02-13(Mon)
 

模様替えをしました。

ああぁ~。
久しぶりの模様替え。

模様替えの動機としては、
●飽きてしまう。
●いろんな所にモノが出しっぱなし。
●思いつきのまま。
この3つがキーワードとなり、
私を模様替えへと駆り立てるのです。

必ず図面を描いてから動かします。
私の頭の中に描いたものと、
動かした時に見える景色は、
必ずしも一致しません。
その意外性がまた面白いのです。

そして動かす度に、
『今回のが一番いいね~』
と家族からこぼれることばに、
ご満悦な私。

これが私の模様替えのパターンです。




我が家のフクロウ。
この枝はどこで拾って来たものかな…忘れました。

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私の机と下の娘たちの机を動かしました。

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机の上の引き出し。

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本棚で仕切って、高床の上に机にしている板を置きました。
土台は引き出しになっている収納です。

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長女のスペースは一番日当たりのいい場所へ。
ベットはこの食器棚の裏にあります。

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ベットから見える勉強机とリビング。

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みんな自分たちのスペースが気に入ったようで、
『しばらくこのままでいてね』とつぶやいていました。









2012-02-06(Mon)
 

春のオープントラカレ講座

なるべく楽ちんにことばはやりたいです。
楽ちんにということは“自然に”ということです。

自然に生きるということは、
あたり前なことのようで、
なかなか難しいです。
きっとことばも同じ。



春にオープントラカレ講座が開催されます。
ヒッポファミリークラブには、
シニアフェロウと呼ばれる、様々な分野の研究者がいらして、
『ことばと人間』をテーマにした、
私たちのフィールドに長く携わって下さっています。

私は研究者のお一人である中村桂子さんのファンです。
新聞や雑誌でよくお見かけしますが、
小学校や中学校の国語の教科書にも必ず出てくる方なので、
娘たちにとっても親しみのある方です。

以前『生きる』をテーマにしたお話の中で、
ジャングルの中の木を揺すったら、
バタバタっていろんなものが落ちてくるでしょう。
私たちは一体どれくらいのことがわかっていると思う?

その問いに・・・しばらく考えて、
こんなになんでもわかっていて、便利になった世の中だし、
研究だって進んでいるんだから、80%くらいはわかるかしら?
私の考えはそんな感じでした。


その答えはわずか3%


ええ~!?
ちょっと驚きました。
私たちはこの宇宙の中で生きていて、
見えてること、わかっていることはほんのちょっとだけ~。

今は“結果”を早く求めるけど、
人間の結果は“死”よ。

そのことばにドキッとしましたが、
なんでもわかってしまったら、
生きている意味なんてないでしょ?
わからないから面白い。
わかったことが嬉しいでしょ。


。。。わからないから面白い。。。


そのことばがずーっと心の中に残っています。
何のために多言語をやっているのかな?
わからないだらけのことばの中で、
ちょっとわかったことが嬉しい!
ちょっと見つけたことが楽しい!
少しづつ自分の世界が広がっていくことがたまらない。
結果ではなく、大切な事はプロセス。
それが“生きる”ということなのかな。


ん~。


まるで赤ちゃんの成長と一緒だな~。
人間らしく生きてる?そんな問いをもらってるようです。


今年はどんなお話しをして下さるのかな?
娘たちと参加する予定です。




春と夏に、会員だけではなく一般にも向けて、
開いている講座なので、興味のある方は、
是非ヒッポのホームページをクリックして下さい。



模様替えをしたので、
そのことを書こうと思ったら、
前置きがこんなに長くなったので・・・次回に。







2012-02-06(Mon)
 

手紙

いやぁ~寒いです。
子どもの頃は、春も夏も秋も冬もみんな好き!
と云ってましたが、やっぱり暑~い夏がいいな。
夏生まれだからかな。
我が家は7月生まれのB型ぞろい。
(血液型は不明もいますが…)
似ているようで似ていない個性派ぞろいですが、
あまり気になりません。
いい刺激をもらっています。

あちこちに積もり積もった、
私の出しっぱなしなモノたち。

もう我慢ができなくなったので模様替え。
でもこのことはまた今度。




カツサンドを持たせて試験に送りだした娘ですが、
あの日、実にさわやかな笑顔で帰って来ました。

「あ~ぁ、やるだけやったから結果はどうでもいい!」

ん~~なんて素敵なセリフでしょ。
そんなふうに思えるのなら、本当に結果がどうであれ、
次に進んで行けそうです。

面接と作文があったので、
「どうだった?」と聞くと、
「あのね、出題された題名は“手紙”」

ん?手紙・・・意外な出題だな~。

「でね、まず心の中で考えたの・・・そしたら、
 マウリッツィオのことと、お母さんのことが浮かんできたの」

ちょっと興奮してました。

娘はイタリアから来たマウリッツィオに渡した手紙と、
自分がロシアに行く時に、私からもらった手紙を思い出したというのです。
私が手紙を渡したの?
その記憶はすでになかったのですが、
マウリッツィオのことは今でも鮮明に覚えています。

あの日のことを思い出すと、今でもジ~ンとします。


イタリアのフィナレリグレという街からやって来たマウリッツィオ。
2週間という短い滞在でしたが、イタリア語しか話せない彼と、
私たちの生活はちょっとズッコケながらも、笑いがいっぱいある2週間でした。

最後の日の出来事です。

部屋を掃除していると、娘のベットから手紙が出てきました。
“マウリッチオへ”
と書かれた手紙には、彼と過ごした時間がどれほど楽しくて、
お別れがどれほど寂しいか、でも“ありがとう”という思いが、
書かれていました。

学校から帰宅した娘に、
「今日は最後の夜だから、あの手紙をマウリッツィオに渡したらいいよ」
と伝えました。
でも娘は首を横に振って「渡さない」と云うのです。
「どうして?」と聞くと、
「これはマウリッツィオにはわからないことばだから」
そう云って下を向いていました。

「大丈夫あなたの思いは伝わるよ」
どう云っても首を縦には振らず、
「渡さない」というばかりでした。

仕方ないなと思って、晩御飯の支度をしていると、
以前彼からプレゼントされた、
イタリア語と日本語が書かれた辞書を取り出し、
自分の思いと同じことばを探し始めたのです。

まだ3年生でローマ字も習っていなければ、
イタリア語だって書いたこともない、
もちろん辞書の引き方だって知らないのに。



その日マウリッツィオは、一緒に来日した仲間と
箱根に出かけ、夕方に帰宅しました。

夜、娘は彼に手紙を渡しました。

娘から渡された手紙を開いた瞬間、
彼の目から大粒の涙がぽろぽろこぼれ出しました。
ことばにはなりませんでした。

娘は、彼に伝わる精一杯のことばで書いたんだってことが、
その涙から伝わって来ました。


いつの間にか娘の中に育っていたこと、
それは“目の前の人のことばを大切にする”ということでした。


多言語をやる意味なんて、
それまで深く考えたこともなかった私に、
大切なことを教えてくれた、娘の手紙でした。



私が書いた手紙は・・・?

娘は今でも大事にしまっていました。
引き出しから取り出して、
見せてくれたその手紙には、
朝、手渡した手紙と同じことが書かれていました。

娘がロシアにホームステイに行ったのは、もう4年も前のことです。
「あの時、お母さんからもらった手紙が支えになったんだよ」
そんなことは初めて聞きました。



思いを伝えた手紙。
自分を支えてくれた手紙。



まさかその2つの手紙を思い出すなんてね。
またジ~ンときました。









2012-02-01(Wed)
 
プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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