ヒッポってすごい。

毎週台湾語で面白い音を見つけて来てくれる男の子がいます。
その音にみんなで笑いながら、家に帰ると必ずそのCDを掛けてみます。

あった!あった!

先に見つけるのはいつも子どもたち。
次にその音が聞こえてきた時には、

きっとこんな意味だ!!
とつぶやいています。

でも次にまた聞こえてきた時には、
ん?やっぱりこんな感じかも?

またまた次は、
やっぱりな~と確信を持ったりして。


なんてことのない我が家の日常ですが、
娘たちからこぼれてくることばに、
私が刺激されています。


当たっているかもしれないけど、
当たっていないかもしれない。
想像することに終わりがないのです。

単語の数や文法の理解が=話せる
ならば、小学校2年生の娘は、
まだまだ話せないという括りになってしまいそうです。

毎日支離滅裂なのですから。

でも今日あったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、
細か~いことまで伝えてくれるその姿は、


私、生きてる!


そんな感じです。
多言語でも同じ。
生きたことばを育てているんだな~。






15歳の娘は、今日いつもと変わらない様子で入試に向かいました。


普段の私なら、
布団の中で子どもたちの“朝の音”を聞いています。

みんなの目覚ましの音。
バタン、バタンと次々にトイレに入る音。
新聞を取りに行く足音。
何食べる?と相談する声。
ジュジュ~といった油が跳ねる音。
カタカタ。コトコト。
いろんな朝の音があります。


まあ、これを布団の中で聞いて居るなんて

・・・

自分でも・・・コメントができません。



そんな私ですが、今日は早く起きました。
娘のお弁当を作るためです。

普段なら自分で作るのが当り前なので、
台所に立って“カツサンド”を作りだした私に、

「作ってくれるの!?」
といたく感激していました。


作りますよ。
受験の時くらい“思いを込めて”ね。


でも驚きました。
起きて来た娘はまず台所に来て、
いつものように片づけを始めたのです。

娘が始めた家の中の仕事は、

特別なことでも
余分なことでも
無駄なことでも

そんなことではないのでしょう。
あたりまえなことを、あたりまえのようにやる。
ただそれだけなのでしょう。

そうだ、夕べも「早く寝なくちゃ」とつぶやきながら、
トイレ掃除をし、机の上を整えてから眠りについていました。



何度も使っているフレーズですが、


この子だれの子・・・


家族の中と、ちょっとした近所のお付き合いだけで大きくなってきた私。
15歳のあの頃を振り返ると、外でがんばっている分、
家の中ではとんでもなかったです。

生意気な口をきき、
家の事なんて何もやらず、
部屋の中はゴミ箱のよう。

母から「外づらよし子ちゃん」と呼ばれていました。
今ならその意味がよくわかります。

お母さんごめんなさい。(今頃言っても遅い)



反抗することも、自分の言ってることとやってることが
バラバラなことも、この歳ならあたりまえな成長です。
でもどうして自分をコントロール出来るのでしょう・・・。


私は受験会場に向かう娘に宛てて手紙を書きました。


受験があるこの時期に、留学準備が重なり、
 
 ※アプリケーションと呼ばれる30ページにも及ぶ調査書類。
  もちろん全て英語。質問事項や自分の調書作成、
  ホスト家族に宛てた手紙A4三枚などなど、限られた期限内に提出)

ど~しようと思った私の隣で、
ひとつひとつに向き合い、
英語も特別なものではなく、
自分の等身大のことば(英語)で書く姿、

1つの為に、1つをあきらめるのではなく、
1つを成功させる為に、今やるべきことを全力でやる姿、
そんな娘の姿に毎日感動していたので、
なんだかメッセージを送りたくなりました。


~一部です~


あなたが素敵なのは、
あなたの周りに、あなたが憧れるような人が沢山いるからでしょう。

誰にでも心が開けるのは、
きっと様々な年代の人と接してきたからでしょう。

誰にでも優しくできるのは、
あなたが沢山の人からやさしさをもらっていたからでしょう。

何語でも話せるのは、
あなたの周りに、沢山のことばと沢山の出会いがあったからでしょう。

何事もやり切る力を持っているのは、
父の存在があったからでしょう。

あなたの15年は“人の中で生きた”15年間の証しです。
自信を持って前に進んで下さい。

応援しています。


~~~


こんな素敵な人に育ててくれた、
ヒッポの環境はやっぱり凄いなぁ。


今頃カツサンド食べているかな~。


さあ、私もがんばらなくちゃ。
そろそろ模様替えかな・・・笑









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2012-01-27(Fri)
 

今年の始まりは・・・

今年は15歳、12歳の娘たちが日本を離れて、
自分の世界を大きくしていく年です。
何を感じて、何を発見していくのでしょうか。。。

私もいろんなことにチャレンジし、
いつもわくわくする自分でありたです。

今流れているCDは、初めて多言語にふれた時の赤い色のCDです。
私のことばの世界の原点です。

どれくらいのことばが私の体に溜まっているのか、
それを測ることはできません。
でもことばを通して無限の可能性を感じるのはなぜでしょう?
それくらい“ことば”とは、わからないことだらけの、
深くて広~い世界なのでしょう。

終わりのない見つけて行く冒険は、
まだまだ始まったばかりなのかもしれません。




今年のお正月休みはいつもとは違っていました。
これまでなら、少しでもまとまったお休みがあるなら、
どこへ行く?そんな相談を家族でしていました。
もちろんホームステイを選ぶ年もありますが、
家族でいることが何よりも“好きな時間”なのだと思います。


その時間の使い方が、いつもとは違っていたのです。


長女は受験生なのでほとんどの時間を勉強に費やしていましたが、
私と夫と娘の3人で、毎晩ひとつのテーマを決めて、
そのことについての思いや、考えや、体験をじっくり話していました。
それぞれが自分を見つめる時間でした。
そしてことばにほどくことの大切さを、
私たち夫婦は何よりもかみしめていました。


私たちは娘から、こんな素敵な時間をプレゼントされているの?
そんな時間でした。


留学という娘の大きな決断がなかったら、
きっとこんなふうに向き合うことはなかったと思います。

受験勉強と留学準備を、どう両立していけるのか?
合格させることが目的やゴールならば、
何をやっているのだろうと見えるかもしれない。
私自身もその2つを、まったく違うものであると思っていました。

でも娘を見ていると、
ことばにすることで確実に“自分”を見つけているのです。
それはどの世界に向かっている時であっても、
どこで生きて行こうとも、大切なことなのではないかな。


娘はことばにするだけではなく、
その思いを文字にして書いています。

自分と向き合い、ことばにして伝えるなんて、
一番苦手な時期に、真正面から向き合っている姿が、
本当に愛おしく、眩しいのです。


私もいろんなことから逃げないで“がんばろう”
という勇気がもらえるのです。


年が明けて、娘はアメリカの現地団体との、
イングリッシュインタビューがありました。
緊張することもなく出かけて行きましたが、

こんな質問があったそうです。
「両親はあなたをどんなふうに思っていますか?」




私にとって娘は PRIDE 誇りです。







2012-01-13(Fri)
 

年賀状

新しい年を迎えました。
今年ものびのびと、笑顔いっぱいな一年でありますようにと
願いを込めて年賀状を送りました。

毎年年賀状の制作は私にまかされております。
自分の作品を眺めながら、
夫は社会的にどうなの?と思ったり、
子どもたちだって大きくなってきたのにこれでいいの?と、
心の中では思っていますが、
どうやら家族はどんな年賀状になるのか、
毎年楽しみにしているようです。

がしかし、私の仕事は超~~~遅い。
やるべきことがなかなかできないのです。

普段の生活でもそれは同じです。
やらなければならないことを、
後の後の後回しでやり過ごしています。

夫は違います。
やるべきことからやるタイプ。

そんないいお手本がいるにもかかわらず、
私はその横で、やるべきことをやらずに、
そんな自分をぼやくことに時間を費やしています。

わかっているのにできない私。

いよいよ大晦日を迎えているというのに、
なかなか取りかからない私。

普通なら「まだ?」とか、「早くやって~」とか、
それくらい言ってもよさそうなのに、

この家族・・・



“誰も何も言わないのです”



大晦日を迎え、忙しくしているならともかく、
笑いながらひっくり返って紅白を見ている私に、

何も言わないのです。

紅白が終わり、夫が作ってくれた年越しそばに舌づつみを打ち、
いよいよやることがなくなったので、
やっと取りかかるような私です。

イメージが決まって取りかかれば、
さほど時間はかかりませんが、
この制作がまた、
超~~~~~~~アナログ。

パソコンを駆使したり、
写真を取り込んだりすることすらできないので、
我が家の年賀状は、
切り張りのカラーコピー。
もちろん宛名も手書きです。

手間とお金だけは掛かってます!!

しかも私、絵や文字を書く時は
すべてペンの一発書き。
なので、バランスが悪いと書きなおし、
ど~も納得ができないと書きなおし、
同じような絵や文字が部屋中に散乱するのです。

一応家族に「これでいい?」「どっちがいい?」
と聞きながら作成しているのですが、
実はすべて無視。



今年の出来としては笑に欠ける、
美しい年賀状を作ってしまったな~という感じですが、
まあ今年はこれで良し。

1日の早朝から夫はキンコーズに走り、
数百枚のハガキをカラーコピー。


どうですか・・・


アナログにもほどがありますが、
何年もこんなことを繰り返しています。





試作の年賀状たち。
タツノオトシゴの切り絵まで上手になりました。

014_convert_20120105141422.jpg



あ~あ、我が家の年賀状舞台裏暴露してしまった。



今年も面白いこと、感動したこと、
そして私の最大の趣味である“模様替え”について
日々書きつづっていこうと思います。



よろしくお願いします!








2012-01-05(Thu)
 
プロフィール

じんこ

Author:じんこ
ヒッポファミリークラブ東長崎(東京豊島区)木曜日を主催するフェロウ。
趣味は多言語と模様替え。
明治や昭和初期の家具たちが持っている存在感を愛おしみながら、その力を借りて家族5人、67㎡という決して広くないマンション生活を、流れる多言語と模様替えによって豊かにしています。

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